BLOC PARTY

f:id:seiichiroslibrary:20180707184409j:plain

 BLOC PARTY - A WEEKEND IN THE CITY

Bloc Party’s 2nd album,‘A Weekend In The City’ is one of the most favourite album over the decade.So I asked Russell Lissack some questions about this work.

 

 

♪Profile♪


BLOC PARTY(2003-)
2003年結成、ロンドン出身のバンド。インディー時代から高い注目を集め、2005年の’SILENT ALARM’でデビュー。NMEで年間アルバムランキング1位の快挙を成し得た。ボーカルがそして今回紹介する、2ndアルバム’A WEEK END IN THE CITY’を2007年にリリース。ミドルクラス/アートロックシーン出身ということもありOASISから避難されることもあったが、Liamはこのアルバム収録の’SRXT’を聴いて、15分間泣いたほど泣いたとのエピソードも。近年では、メンバーチェンジを経て、2016年には5thアルム’HYMNS’をリリース。今年の秋には’SILENT ALARM’再演ライブを行う。
https://twitter.com/blocparty
http://blocparty.com/

 

f:id:seiichiroslibrary:20180707183734j:plain

Russell Lissack

LondonにあるChingfordの出身。BLOC PARTYのギタリスト。PIN ME DOWNという女性ボーカルとのユニットを行っていたこともある。2010年にはASHのサポートギタリストとした参加した経験もある。現在はBLOC PARTYと並行して新しいバンド、NOVACUBをスタート。日本のテレビゲームやアニメを好む。この傾向が、自らの音楽性に深い影響を与え、他のギタリストとの差別化にもなっていることが、インタビューの最後の質問から読み取れるはずだ。
https://twitter.com/thej_russ

photo:https://www.hedislimane.com/

 

NOVACUB(2018-)
RUSSELがBLOC PARTYのドラマーLouiseらとスタートさせた新バンド。次回、こちらのバンドについてのインタビューを掲載予定。
https://twitter.com/novacubmusic
https://www.youtube.com/watch?v=MnHqecFUrLw&feature=youtu.be
https://www.instagram.com/novacubmusic/

 

PIN ME DOWN(2007-2010)
ニューヨークのMilena Meprisをボーカルとして迎えたRussellのソロプロジェクト。Kitsune Maisone収録への楽曲収録でも話題となった。
https://itunes.apple.com/us/album/pin-me-down-bonus-track-version/364082969


♪MUSIC♪

A WEEKEND IN THE CITY
https://itunes.apple.com/jp/album/a-weekend-in-the-city/1010617470

SUNDAY
https://www.youtube.com/watch?v=aFv5HjTD3Ts


♫Interview with Russell Lissack about A WEEKEND IN THE CITY♫

Q
Now how do you feel this work and this era?
A
I feel very proud of it. I think it is probably my favourite album that I made with Bloc Party

Q
What was the most important thing that you want to communicate to listeners through this album?  And how did you try to make these songs?
A
I think sonically it needed to feel like the next step on from Silent Alarm. For me it was an opportunity to experiment more with new sounds and the chance to create bigger textures with my guitar.
We wrote many of the songs during the tour of Silent Alarm.So it was a new experience to be writing music whilst travelling.  

Q
Especially I like ’Sunday’ in this album. This song has one of the best guitar solos for me. You talked that this image is The Lion King which everyone likes before.
How was this song born? How did you make guitar sound?  And what is the message of this song from you.
A
I'm glad you like it! Actually many people tell me it is their favourite solo or moment.So I always felt pressure when playing it live! We wrote the song whilst we were rehearsing in London. The initial idea came from a new effects pedal I had purchased which create a sound like an organ for the guitar. But also we had both Matt (drummer) and Gordon (bass) player playing the drums with 2 drum kits. This created a unique atmosphere and was the first time we tried this. So the song also contains no Bass guitar but the frequency of the guitar is manipulated through the effect pedal.  

Q
Who is the guitarist inspired your guitarist sound from Indie to ‘Intimacy’ era?
A
When i was younger, i was inspired by Johnny Marr (The Smiths), Bernard Butler (Suede), Tim Wheeler (Ash), Billy Corgan (Smashing Pumpkins), Johnny Greenwood (Radiohead).But later I was inspired by electronic sounds, from music to video games to films and trying to recreate them with my guitar.

Q
今になって、この作品と時期のことをどのように感じていますか?
A
とても誇りに思っているよ。ブロックパーティで作ったアルバムでもっとも気に入ってるアルバムだと思う。

Q
このアルバムを通して最もリスナーに伝えたかったことはなんですか。また、どのように楽曲を制作されましたか?
A
(1stアルバム)Silent Alarmから音楽的にステップへ上がる必要性があると感じていた。僕にとっては、もっと新しい音を使って実験するための機会でもあったし、ギターを使ってより大きなテクスチュアを作り上げるチャンスでもあった。
僕らは Silent Alarmのツアーの間かなり多くの曲を作ったんだ。旅の間に作曲するというのは新しい経験でもあったよ。

Q
このアルバムの中では特に’Sunday’が好きです。この曲のギターソロは、私にとってはもっとも素晴らしいギターソロの一つです。あなたはかつて、このソロのイメージは誰からも愛されるライオンキングだと語っていたこともあります。この曲はどのように生まれたのでしょうか? 
A
気に入ってくれて嬉しく思うよ! 実際、多くの人が僕に、(この曲のギターソロを)大好きなソロあるいは
瞬間だと話してくれるんだよね。だから僕はいつもライブで演奏する時はプレッシャーを感じているんだ。 この曲はロンドンでリハーサルをしている時に作曲したんだ。初期のアイディアは僕が新しく買ったエフェクトペダルから着想していて。それはギターでオルガンのようなサウンドを作れるんだ。それだけじゃなくて、Matt(drummer)とGordon(bass)が2つのドラムキットでそれぞれがドラムを叩くというアイディアもあった。これが独特な雰囲気を作っていると思うし、それを試したのは初めてでもあった。だからこの曲にはベースがなくて、エフェクトペダルを通して処理された、ギターのフリークエンシーがあるんだよね。

Q
インディーの時期から’Intimacy’の時代まで影響を受けたギタリストは誰ですか?
A
僕が若い頃は、Johnny Marr (The Smiths)や Bernard Butler (Suede)、Tim Wheeler (Ash)、 Billy Corgan (Smashing Pumpkins)、Johnny Greenwood (Radiohead)らに影響を受けたよ 。でも後になって、エレクトロニックのサウンドだったり、音楽からヴィデオゲームや映画からの影響が大きくなっていたし、それらを自分のギターを作り直そうと試みていったんだよね。


♪REVIEW♪


2007年にリリースされたBLOC PARTYの2ndアルバム’A WEEKEND IN THE CITY’は、結果として、もっとも継続して聴き続けてきたアルバムのひとつだ。音楽に限らず小説、映画などの影響を受けた作品を振り返ってみたときに、好きな作品というよりは、これはもう自分自身の一部になっているんじゃないかという作品は、人生においてそう多くはないのではないか。若い頃ある一時期好きになり、改めて聴くとその頃の自分を思い出すという作品は多くあると思う。しかしながら、時代を超えて聴き続けることに耐えられる音楽でありかつ、変わり続けるリスナー自身との相性を維持し続けられる作品というのはそう多くはないだろう。そのような作品はリスナーにとって、他者が作り上げた物語でありながら、あまりに自我とのシンクロニシティが強いため、その作品と自分自身との境目が曖昧になり、その音楽自体が自我の一部となっていく。そして、日々の行動に、人生へと反映されていく。本作、中でも’SUNDAY’という楽曲は私にとってまさにそういった種類の作品である。

ニューヨーク出身のTHE STROKESが2001年に発表した’IS THIS IT’でロックは一気に息を吹き返し、それに呼応するようにロンドンから登場した2002年THE LIBERTINESの1stアルバム’UP THE BRACKET’をきっかけにイギリスのロックシーンはBRIT POP以来の一大ムーブメントへと拡大していく。そういった背景があったからこそ、2003年のBLOC PARTYの1stアルバム’SILENT ARALM’はデビュー早々大ヒットをおさめ、NMEの年間アルバム一位を獲得したのだろう。裏を返せば、作品自体の質が高かったことはもちろんだが、時代の追い風すなわち、市場からのニーズが大きかったのだろう。00年代中盤には、ファッション界で他者の追随を許さないほどの圧倒的な成功をおさめていたDIOR HOMMEのHedi Slimaneが、2005-06年AWのGLAMコレクションにて、ロンドンのバンドRAZORLIGHTの楽曲’IN THE MORNING’をサウンドトラックに、ミュージシャンをモデルとして起用し、インディロックが世界的なトレンドにまで高まった。Hediはこのコレクションの手法をサンローランに至るまで継続することになる。モデルも音楽も服もセットも変わる。でも手法はここで完成されたものを一貫して使用している。今では多くのメゾンもやっているが、このコレクションこそがインターネット動画配信の先駆けだった。ロックシーンでは、2006年にはシェフィールドからARCTIC MONKEYSという新人の決定打、THE STROKESKASABIANがインディロックの枠を壊すようなスタジアム級サウンドのアルバムをリリース。世界中のロックフェスティバルも彼らロックヒーローらが席巻することになった。そして、2007年の1月にBLOC PARTYは、この2ndアルバムを世に送り出すことになった。

’A WEEKEND IN THE CITY’は2ndのジンクスを打ち破る素晴らしい作品だった。Keleの歌詞は1stよりも言葉がより具体的になり、都市に生きる人々の不安や希望を繊細に描いた。楽曲も大きく進化した。U2などを手掛けたプロデューサーJacknife Leeの影響も大きかっただろうが、前作のポストパンク一辺倒から、エレクトロニカやダンスの要素を取り込みながら、ギターロックでも新しいアイディアを実験的に取り組み、粒揃いの楽曲が揃った名盤となった。例えば、’SONG FOR CRAY’は都市の狂騒を描き、’HUNTING FOR WITCHES’は当時のロンドンのテロをきっかけにした排他的な思想への警鐘を鳴らす。 イントロの鉄琴の音色が美しい’WAITING FOR THE 7.18’では前2曲とは対照的により普通の人が、社会の仕組みに取り込まれ、会社と自宅の往復というルーチンの生活において心の中にふと浮かび上がる疑問を捉えた。'THE PRAYER'ではドラッグをモチーフに、過剰な自信/不安に取り憑かれる若者を新しいサウンドで表現。00年代の’PARANOIDO ANDROID’ともいうべき、曲の中における静動のコントラスト、ドラマチックな展開が秀逸な’UNIFORM’では、Hediが牽引した若者のファッションシーンを批判的な視線を向ける。勢いのある前半のサウンドから一転、’ON’以降は楽曲のテンポが落ち歌詞の内容も内省的でセンシティブな内容に切り替わっていく。今まで語ることのなかった黒人の若者から見た人種の問題’WHERE IS HOME?’、’KREUZBERG’。これらの曲は、Keleはすごく傷ついていたのだと、強そうに見えた彼も一人の弱い青年で、社会が抱える暴力性に不安と恐怖と怒りを感じていたのだろうと、今では思う。続いて、彼らの楽曲でもっともポップな曲の一つであろう’I STILL REMEMBER’が訪れる。これまで語ってきた社会問題から、甘酸っぱい過去の回想という、よりパーソナルな事象へとテーマが移っていく。そしてギターレス、2つのドラムセットが独特な雰囲気を生み出す’SUNDAY’という至福の時間でアルバムの盛り上がりは頂点に達し、OASISのLiamも涙したという’SRXT’の静寂でアルバムは終わりを告げる。どういうわけかAPPLE MUSICでは’FLUX’という本アルバムリリース後のシングルが、アルバムの中に挟まっているが、やはりこれは外して聴くのがアルバムの流れとしては妥当だと思う。もちろん、’FLUX’の曲自体は良いのだけれど。

BLOC PARTYがこのアルバムを出した当時、私は20代で学生生活の終盤にあった。大学にいた間は、先述の音楽シーンの隆盛とHediとの蜜月に、他の多くの当時の若者と同様に、激しく引き寄せられていった。その頃、私はよく思ったものだ、”過去には自分が知らなかったロックの名盤がいっぱいあるし、今なお素晴らしい作品を輩出する若いバンドが次々と登場してくる。そして、この新しいバンドも2nd、3rdとどんどん良いアルバムを出すだろうし、さらに新しいバンドも登場してくる。今だってこんなに良い音楽に恵まれているのに、これから先はさらに素晴らしい音楽に囲まれて暮らすことができるんだ。問題はCD代やライブのチケット代についていかないくらいだ”と。でも実際には、そういう風にはならなかった。2007-8年AWのコレクションを最後にHediがDIOR HOMMEに別れを告げ、フォトグラファーとしての活動の拠点をLAに移すのと時を同じくして、インディ/オルタナティヴロックのムーブメントの中心もカリフォルニアへと移行していった。ロンドンのシーンは停滞し、いくつものバンドが問題を抱え活動を休止したり解散したり、契約を打ち切られていた。残ったバンドも、注目を集めたアルバムに匹敵するようなアルバムを作れることなく、時代の流れに淘汰されていった。ドラッグは作品のモチーフなどにはおさまらず、現実の世界で人を殺し(Amy Winehouseの死)、人間関係を破壊し(THE LIBERTINESの空中分解)、その更生も容易ではないこと(Peter Dohertyの肥満化)を痛々しいほどに見せつけた。もちろん残ったバンドもいくつかいた、彼らはよりタフになり、大手レコード会社という資本の力を押し風として有効に活用し、より多くの人々のニーズに応えるスターダムの階段を駆け上がっていった。大言壮語は事実にとって代わり、オルタナティヴからメジャーへと立ち位置を変えていった。センシティブなインディロックはイギリスでは弱くなり、アメリカのGIRLSやTHE DRUMS、DEERHUNTERが代わりの受け皿となっていった。

それから私自身も大きく変わっていった。まず正直に、音楽シーンの変遷についていけなくなっていた。2010年以降は音楽の細分化が、PitchforkやNMEなどのメディアはあったものの影響力を急激に弱め、どこで何が起こり、何がすごく魅力的なのかがわかりにくくなっていった。私がこのブログを始めたのもそれがきっかけだったりした。多くのロックローンリヴァイルヴァル世代のリスナーが、新しいインディロックを追うこと(音楽版ハイプビーストみたいなもの)から脱落していった。私自身は、今ではシーンを総括的に把握するのは難しいと思い、好きな音楽だけを純粋に探し求めている。

私は今でもロックもHediが好きだが、10年前のようにアーティストを崇拝し、自分自身のペルソナとなるまで、オブセッションをもって音楽を聴きこみ、歌詞の一言一句を真剣に読み、暗記するぐらい口ずさんだり、あるいは彼らのファッションを真似するために写真や服を探しまわったりすることはもうないだろう。彼らは彼らで素晴らしいが、他の人になることはできないし、自分にしかできないこともあると。(表現は違うかもしれないが、その姿勢自体は彼らと地下水脈のようにつながっているとは思う。)それを人は成熟と呼ぶのかもしれないし、青春が終わったと呼ぶのかもしれない。それでも、このアルバムを聴くと10年間の日々が断片的に想い返される。今でもなお心の琴線に触れるのだ。これはやはり嬉しいことである。特に、私は’WAITING FOR THE 7.18’という曲、それから’KREUZBERG’、’I STILL REMEMBER’、’SUNDAY’の3曲の流れが好きでよく聴いていた。どちらかというと、きついなという時に。20代前半の頃の私は ‘A WEEKEND IN THE CITY’の登場人物そのままに、孤独だったし、弱かった、この先どうなるのかもわからず不安だった。心に寄り添ってくれる音楽を必要としていたのだ。

Hediはかつて、’その人の好きな曲を知るだけでも、その人の人生を知ることができる’といった旨のことを話していた気がする。私なら、まず’SUNDAY’を挙げるだろう。アルバムの流れとしては先に述べたような、都会の喧騒や移民排斥運動の暗い影、仕事のルーチンという歯車、ドラッグ、マーケティング戦略に取り込まれる若者、移民といった社会を題材をテーマにした楽曲が連なり、’I STILL REMEBER’では過去の回想という個人にテーマが移る。’SUNDAY’も同様にパーソナルな内容だ。ただし、こちらは現在の話である。ここで語られる主人公と恋人は、平日は働いていて土曜日の夜に沢山お酒を飲んで、そして迎えた日曜日の朝のようだ。重い二日酔いになりながらも、起きたら子供たちがサッカーをするのを眺めに行こうなど、これまでのストーリーとは対照的な平凡な日曜日の景色に見える。しかしながら曲の中盤、ブリッジでの静寂の中でのKeleの愛についてのフレーズ、それに連なるRussellの息を飲むほどに美しく力強いギターソロを聴いて我々はハッとする。パラダイムシフトが起きる。’SUNDAY’で描かれた日常はありふれた景色ではなくなり、自分だけのかけがえのない空間に変わっていく。たしかにこれまでアルバムで描かれてきた、自身を取り巻く環境や社会へ思い馳せること、素晴らしかった過去に想いを巡らすこと、それらはどれも大切なことかもしれない。けれど、人生を通して個人的に一番幸せな/大切な時間というのは、’今この瞬間、大好きな君とそばにいること’ではないかと気づかされるのだ。そのような日曜日の風景を捉える認識のドラスチックな変化を我々が行っている間、ツインドラムが生み出すリズムとコーラスが反復し、フェードアウトしていく。

 

 


Thank you for reading.If you like , please share.
Please follow SEI LIBRARY on Instagram/Twitter that inform posting new article to you.Then I am looking for a supporter who translate my text from Japanese to English as a volunteer.

読んでいただきありがとうございます。気に入られましたら、ぜひシェアお願いします。また、Instagramではブログの更新をお伝えしております。

 

www.instagram.com

 

ALL RIGHTS RESEREVED.

転載不可.

 

 

Mitchell Adam Johnson

f:id:seiichiroslibrary:20180422054713j:plain

Mitchell Adam Johnson - Marigold(LP)

 

♪Profile♪

Mitchell Adam Johnson
Minneapolis, Minnesota
https://mitchelladamjohnson.bandcamp.com

f:id:seiichiroslibrary:20180422054832j:plain


♪REVIEW♪

2015年BurgerRecordsのSeanの紹介で、Mitchell Adam Johnsonと彼のEP’Half Moon Lane’を知り、ハイトーンで優しい歌声と心に染み込むポップさ、そしてパフォーマンスの精緻さに、一気に引き込まれていった。すぐに彼にコンタクトを取り話を聞いたところ、もともとサポートの演奏者として活躍していて、あまり乗り気ではなかったが、周囲の強いすすめでソロワークを制作するに至ったという。腰を据えて長い時間をかけて培われた音楽理論と、鍛錬された技術は優れたポップソングを生み出すのに最高のバックグラウンドだったのだ。彼らしいノスタルジックで、センチメンタルな世界観も、リスナーの心に寄り添うような親密さを感じさせた。それだけに私は今回のフルアルバムを長い間待っていた。実際、Mitchellに’アルバムはまだなの?’って聞いたことがあった覚えがある(笑)。それと同時に、EPがあまりに素晴らしかったから、'アルバムは大丈夫かな、がっかりしたくないな'という気持ちも正直あった。でも、そんなことは杞憂に終わった。
MARIGOLD(マリーゴールド/イエローやオレンジの菊科の花)と題された本作は、あまりに美しく、完璧なポップアルバムに仕上がった。前作のEPが習作に思えるほどに、1曲1曲の質がさらに向上、全10曲が繰り返し聴くに値する粒揃いの曲である。息を飲むほどに心地よい楽曲は、音楽知識と技術の集積による彼、王道の作曲だと思っていたが、実際はそんなに単純ではなかったようだ。ある程度のスキルになると、今までの積み重ねで一定の水準の曲が作れる(音楽マニアの彼の場合は、その時点で質が高いのは容易に想像がつく)。だが彼はまず、自分の潜在意識に対する疑問から入った。これまでの習慣で作ると、一段上の作品は作れないと自分自身に厳しく向き合った。同じことを繰り返す傾向が他のアーティスト同様、自分にもある、それを変えないことには前には進めない。そういった意識から、彼は曲を作りがなら、並行して音楽的にその曲を解体し、作り直していく。慣れ親しんだコード進行をあえて外れ、自分の殻を突き破ることに力点を置いた。このソロワークとは別にピアニストとして、R&BとSoulのプレイヤーとして参加した経験もまた、新しい視点や試みに影響を与えたようだ。挑戦の結果は、前述の通り大成功である。音楽を愛するがゆえに自分に厳しく、以前は謙遜していた彼だが、今では’力強いソングライターになった’と語るに至ったのは堅実な自信の表れだろう。
あまりに偉大だから躊躇してしまうが、伝説を抜きに曲としてだけで勝負すれば、Mtichellの作品はPaul McCartneyJohn Lennon、Brian Willsonといった素晴らしいソングライターの楽曲に比肩しうる存在だと私は思う。これまで数多くのミュージシャンを紹介してきたが、中でも彼は特別だ。何より曲が素晴らしい。Bandcampなのでやや億劫かもしれないが、ぜひ試聴してもらいたい(Apple MusicではEPのみ聴ける)。一聴で、音楽の素晴らしさを思い出すだろう。


♫Interview with Mitchell Adam Johnson♫

Q
What is the most important thing that you want to communicate to listeners?
A
I wanted to write expressive, dynamic, creative pop music for this record. My primary goal has always been to craft strong melodies and interesting chord progressions. Lyrically, this album was very difficult for me to put together. I don't really have a message, per se; it was more about expressing myself, emotionally. If anyone happens to relate to my words, that's wonderful.

Q
How did you try to make these songs?
A
Musically, this record is all about ripping apart "finished" songs. I would put together a pop song, then force myself to break it up by rewriting melodies outside of my comfort zone and pushing chord progressions outside of the established key. A big part of that was experimenting with inversions. Theory nerds might notice the abundance of diminished chords. Many writers (including myself) can get a bit too comfortable regurgitating the same tricks. Chord shapes and patterns start to become second nature. That's a good thing - however, because of this, we can sometimes become less adventurous. I forced myself to acknowledge my predictability this time. In the end, I created a much more exciting collection of songs. We took the same approach with orchestration and production, as well.
The album cover was drawn by Casey McLaughlin. Casey is a friend of mine from childhood. He also did the artwork for my last project, Half Moon Lane. He is a genius - I'm lucky to have such a talented friend and collaborator.

Q
What is the theme you are looking for through making music now?
A
Carnivals, carousels, Ferris Wheels. I read a lot of Ray Bradbury. The imagery he created in books like ‘Something Wicked This Way Comes’ and ‘The Halloween Tree’ was something I wanted to play with, musically.

Q
Who inspires you in these days?
A
I've been listening to Margo Guryan non-stop for about 4 years now. I'm so impressed with how she was able to write something so expressive and beautiful, while simultaneously keeping the melodies poppy and catchy. It's even more impressive when you start to analyze her rhythms, melodies, and progressions. She is probably my biggest inspiration at this point.
I joined an R&B / Soul group recently in Minneapolis called Candi. I'd only really ever played guitar and bass in live bands, but in this group I am the pianist. The covers and originals we do are SO much more difficult for me to figure out than the average Pop / Rock tune I am used to learning. Almost every chord is a 7th, 9th, or 13th. Suspensions everywhere, clustered chords - it's great. Playing around with this genre of music has shaped me into a much stronger songwriter. My solo music is still fairly simple, but it's a bit more sophisticated on this album.

Q
この作品で一番伝えたいことはどんなことですか?
A
このアルバムでは、力強く、ダイナミックで、クリエイティブなポップミュージックを作ろうと思った。しっかりとしたメロディーと面白いコード進行を作ることが基本的なゴールだったね。文字通り、このアルバムはまとめるのがとても難しかった。メッセージは本当になくて。本来、自分自身や感情をもっと表現することだとは思うんだけどね。僕の言葉に共感してくれたら本当に素晴らしいことだと思うよ、

Q
どんなところにこだわって作りましたか?
A
音楽的に、このレコードはばらばらに切り離されている”完成された”曲達だ。まず、ポップな曲にまとめようとして、それから自分にとって心地いい領域から外れたメロディーを書き加えることで、無理やりそれを破壊しようとした。そして、コード進行を完成されたキーから外れた方向へ押し進めていった。その大部分はインヴァージョン*による実験だ。理論オタクはディミニッシュコードの豊富さに気づくだろう。自分自身を含めて多くの作曲家は 同じ手法を繰り返してしまいがちだ。コードの形やパターンは各人の癖になってくる。それは良いことなんだけれど、そのために時々冒険的なことがしにくくなってくる。今回、僕は自分自身に意外性のないパターンがあることを認めた。(そして、そこから外れるよう自分を仕向けることで)、最終的には、もっとエキサイティングな曲を揃えることができたんだ。同じアプローチをオーケストラやプロダクションにも行って、うまくいったよ。アルバムのアートワークはCasey McLaughlinによるもの。子供の頃からの友達で、Half Moon Lane(EP)でも協力してくれた。彼は天才で、才能ある友達であり協力者がいてラッキーだと思う。
*転回:隣接した二つの音のうち、どちらかを1オクターブ上、または下へ移動させること。和音の根音を別の位置に動かすこと。/反行:隣の音同士の音程を、上であれば下、下であれば上に反転させること。

Q
音楽を通して探求していることは何ですか?
A
カーニバル、メリーゴーラウンド、観覧車。Ray Bradbury(レイ・ブラッドベリ/アメリカの小説家)をたくさん読んだ。‘Something Wicked This Way Comes(何かが道をやってくる)’ や ‘The Halloween Tree(ハロウィーン)’のような本の中で彼が作ったイメージは、僕が音楽的に演奏で表現したいことでもある。

Q
最近、誰にインスパイアされますか?
A
Margo Guryan(マーゴ・ガーヤン/アメリカの女性ソングライター。1937年生まれ。現80歳)をこの4年もの間ずっと聴き続けている。非常に力強く美しく、それでいてポップでキャッチーなところに感銘を受けている。彼女のリズムやメロディー、曲の展開を分析をすると、さらに感動するんだよね。彼女はおそらく、自分にとって、現時点における最も大きなインスピレーションだ。
それから僕はCandiというミネアポリスにあるR&BとSoulのクラブに最近入って。(いつもの)ライブバンドではギターとベースを弾いてきただけなんだけど、このクラブではピアノを弾くんだよね。カバーやオリジナルソングを演奏するのは、学ぶのに慣れている一般的なポップやロックを理解することより、とても難しいんだ。ほとんどすべてのコードが7thか9thまたは13th。サスペンションが至るところにあって、クラスターコードとか、すごいよね。このジャンルの音楽を演奏することで、自分自身がより強いソングライターになってきたんだ。僕自身のソロの音楽はかなりシンプルだけど、このアルバムにおいてはもう少し洗練されているよ。

 

♪Past Articles♪
Half Moon Lane(EP)
http://seilibrary.hatenablog.com/entry/2015/06/07/113701

 

 

 

Thank you for reading.If you like , please share.
Please follow SEI LIBRARY on Instagram/Twitter that inform posting new article to you.Then I am looking for a supporter who translate my text from Japanese to English as a volunteer.

読んでいただきありがとうございます。気に入られましたら、ぜひシェアお願いします。また、Instagramではブログの更新をお伝えしております。

 

www.instagram.com

 

ALL RIGHTS RESEREVED.

転載不可。

 

YIP YOPS

f:id:seiichiroslibrary:20180408174519j:plain

YIP YOPS- EYES(EP)


♪PROFILE♪

Ison - songwriter and lead vocalist
Ross - drums
Jacob - bass
Mari - keybord

Palm Desert, CA
http://www.yipyops.com/
https://yipyops.bandcamp.com/
https://www.facebook.com/yipyops/
https://www.instagram.com/yip_yops/
https://twitter.com/yip_yops
https://www.youtube.com/channel/UCBMgYpMie0GcwijrY9vV48Q

f:id:seiichiroslibrary:20180408174625j:plain

(C)Scott Freeman 

https://www.instagram.com/ogscottfree/

 

 

♪REVIEW♪

無数に並ぶ眼球の群れ(EPのカバー)、イエローやパープルといった蛍光色(シングルのカバー)、ホワイトストライプスを想起させる白と赤のキャンディ(ライブの案内)、極彩色の多用(PV)。正直言って、彼らのアートワークは不快感すれすれだ。うっとうしくて、目を背けたくなる人もいるだろう。しかしながら、インスタグラムの写真の配置を見てわかるように、そのどぎつい主張は偶然ではなく、どこまでも意図的になされていることがわかる。音楽面でも奇抜さが際立ち、カリフォルニアの数多あるギターロックではなく、一聴、D.Aワラック的な80sのポップの皮をかぶりながら、その実あまりキャッチーでもないという、やっかいな代物である。それもまたバンドの首謀者Isonの意図を反映している。彼の狙いは、我々の考え方の前提に揺さぶりをかけることだ。そのために、視覚的に聴覚的に我々の既成概念に疑問を投げかける。だからこそ、我々はまるで異物を飲み込んだような違和感を覚えるのだ。
今や、電車の中で周りを見渡せば、誰もがスマホブルーライトに顔を照らされ、電車の外の空間にいる人々と連絡をとったり、ウェブ上でメディアを閲覧したり、情報を発信している。つまり、電車の中にいなかがら、世界中どこにでもいけるのだ。それは一見素晴らしいことのように見えるが、落とし穴があって、ここにいながらどこにでもいるという状態は、実際にはどこにも存在していないのと一緒。Isonはそうしたテクノロジーの発展の副作用による、個人の存在価値の希薄化に警鐘を鳴らしている。(ちなみに、自分自身の存在価値を創出するには、自分の意識を1点に集中させることが必要だ。しかも基本的には、身体と意識ともに揃ってる状態で、一つのことに取り組むのが望ましい。これらの実践から得られるのは充実した時間である。)
ただしそれを、アコギでアンプラグドでネイチャーを表現したらわかりやすいのだが、あえていかにもデジタルの側面を強調して(実際にはキーボードだけがその役を担ってるわけで、そんなにデジタルでもないのに)、つまりテクノロジーを象徴的に使うことで、周囲のテクノロジーに自覚を促すのがYIP YOPSなのである。ふざけたバンド名に見えて、チャラチャラしたサウンドに聴こえて、どこまでも自らのなすべきことに確信的なのが、Isonのインタビューからわかるはずだ。

SEI

 

 

♫INTERVIEW WITH ISON  OF YIP YOPS ON THE BANDS EYES EP.♫

Q
What is the most important thing that you want to communicate to listeners through this?
A
I believe music is one of the most powerful forms of communication. And it’s one of the closest things we have to a universal language. However, I don’t believe that music should ever be used to tell people what to think. It should be used as a way to pose questions, and provoke people to think about and see things in a new way.
Q
For that , how did you try to make these songs?
A
I wanted the stories that I tell in each song to come from my experiences, but looking at them from different lenses. Or “different eyes”, if you will. Giving those stories a platform

in which I believe a lot of different people with different backgrounds can relate.

Q
What is the theme you are looking for through making music?
A
The concept of “perspective” was a driving theme through the creation of this release. I was/am obsessed with the idea of the lenses in which we see the world, and how nobody can ever be identical.
I was also intrigued by the realization of the “all seeing eye”, sitting at the top of humanity’s hierarchy. Whether, to you, that’s God, the government, your teachers, your parents, etc. It can help you and guide you, but could also absorb you and sell you for profit. That’s where a song like “WYIM” comes from.

Q
Who inspire you?
A
As an artist, I have no limitations about where I can pull inspiration from. Whether it’s from a character in one of my favorite movies, philosophy that I believe in, or music that I love. I find it best to be aware, as much as possible, and give attention to everything around me. I fear that with the rise and abuse of technology; that we find ourselves in, we are stripping ourselves from opportunities to learn from the world around us. Although I do find technology to be inspiring in its own way, I believe that innovation is sparked by awareness to the questions of your environment.


Q
この作品で一番伝えたいことはどんなことですか?
A
僕は音楽が、コミュニケーションにおける最も強力な伝達手段のひとつだと信じている。そして僕らが手にしているもので、最も世界共通語に近いものだとも思う。だけど、音楽が考え方を人々に伝えるために使われるべきだとは信じてはいない。音楽は疑問を提起するための手段として使われるべきで、新しい方法で物事を考えたり、見たりするためのきっかけとして人を刺激するものだと思う。

Q
どんなところにこだわって作りましたか?
A
どの曲も僕の経験が元になって語りかけるストーリーにしようと思っていたんだ。でも、異なるレンズから物語を見ているようにも思えて。あるいは言うならば“different eyes(異なる目)”だね。これらの物語に、異なる背景を持つたくさんの異なる人々がいるプラットホームを与えることで、共感できるようにしているんだ。

Q
音楽を通して探求していることは何ですか?
A
“perspective(物の見方)”というコンセプトが、今作のリリースのクリエイションを通じてテーマを押し進めていた。僕らは世界をレンズを通して見ている、そして誰も同じ物の見方ができる人はいないというアイディアに僕は取り憑かれていた/いる。
そしてまた、人類のヒエラルキー(階層)の頂点に鎮座する“all seeing eye(プロビデンスの目/神の全能の目)”の実現にも興味を惹かれた。神であれ、政府であれ、あなたの教師や両親や何であれ、異なる物の見方は君を助けることや案内することができる可能性がある。でも、それと同時に君自身を吸収し、利益のために君を売り払ってしまう可能性だってある。それこそが(EPの最後の曲)“WYIM” がやってきたところなんだ。

Q
最近、誰にインスパイアされますか?
A
アーティストとして、インスピレーションをが湧き上がる場所に、限界をもうけたりはしない。好きな映画のひとつのキャラクターや信じている哲学、愛する音楽など(幅広く)影響を受けている。最もインスパイアされる事象に気づく方法とは、できる限り自分自身のまわりに起こる何もかもに注意を払うこと。自己認識におけるテクノロジーの発展と乱用が、我々がまわりの世界から学ぶための機会を奪い去っていることを危惧しているよ。けれども、僕はテクノロジーが影響を与える独特な方法を見つけた。周囲の状況への疑問という知覚による(脳内の)火花がイノベーションだと信じている。

 

Thank you for reading.If you like , please share.
Please follow SEI LIBRARY on Instagram/Twitter that inform posting new article to you.
Then I am looking for a supporter who translate my text from Japanese to English as a volunteer at no cost.

読んでいただきありがとうございます。気に入られましたら、ぜひシェアお願いします。また、Instagramではブログの更新をお伝えしております。

 

www.instagram.com

 

All rights reserved.
転載不可

PRETTEIST EYES

f:id:seiichiroslibrary:20180204212852j:plain

Prettiest Eyes - Pools(LP)


I introduce special interview with Prettiest Eyes about their LP ”Pools” for my blog.
Especially I like the song ”Pools”.
I think just like that played by modern P.I.L.
But this LP also has diversity.
It has a lot of musical parts (not only P.I.L).
So after listening to, you feel just like getting through long journey.

Prettiest EyesのPools(LP)についての、ブログのためのスペシャルインタビューをご紹介します。
特に私は表題曲でもある’POOL’が好きです。
この曲はまるで現代のP.I.Lが演奏しているような感じで。
でも、このアルバムは多様性があって。
いろんな音楽的な側面があるんですね。(P.I.Lだけじゃなくって。)
だから聴き終えた後には、長い旅を終えたような気分になれます。

SEI

 

 

♪MUSIC♪


https://prettiesteyes.bandcamp.com/
https://itunes.apple.com/us/artist/prettiest-eyes/969356918

 

 

♪PROFILE♪


Los Angeles, California
Pachy García (Drums/Vocals)
Marcos Rodríguez (Bass)
Paco Casanova (Keyboards/Electronics)

f:id:seiichiroslibrary:20180204213140j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20180204213223j:plain

 

♪Interview with Pachy García (Drums/Vocals)♪

 

Q
What is the most important thing that you want to communicate to listeners through this LP?
A
We want to communicate the importance and value of diversity in today's world. We believe there is space for different musical and artistic ideas. We can all learn from each other and have a good time together. 

 

Q
For that , how did you try to make these songs?
Please let me know  from the perspective of music , lyrics and artwork.
A
We didn't have a specific reason to make these songs, we just wanted to express ourselves. We wanted to collectively make music together and work on songs inspired by other artist that we listen to. We wanted to make it in our own way, in a way that we hadn't heard before. Lyrically I didn't have much to say apart from some abstract ideas I had in my head but I feel like that is changing. The artwork for "Pools" was made by our artist friends Michael Hentz (michaeljhentz.com) and SUPER_FLAMMABLE aka Christine Fraguela (http://superflammable.co/)

 

Q
What is the theme you are looking for through making music?
A
Our theme would be minimal, dark, driving, mellow, catchy, colorful, drone. I don't know, we recently seem to be all over the place. 

 

Q
Who inspire you?
A
I’m inspired by change, artist that are genuinely passionate and artist that push boundaries. Many more other things inspire me too. 

 

 

♪Interview with Pachy García (Drums/Vocals)♪

 

Q
この作品で一番伝えたいことはどんなことですか?
A
今日の世界における、ダイバーシティ(多様性)の重要性と価値を伝えたい。ダイバーシティには、(既存のものと)異なる音楽的、芸術的な余地がまだあるって信じているんだ。我々は(異なる人々同士)お互いから学ぶことができるし、一緒に良い時間を過ごせると思うんだよね。

 

Q
どんなところにこだわって作りましたか?
A
今作において、明確なアイディアを持っていなくって、ただ僕ら自身を表現したかったんだ
。僕らが一緒に音楽を共同して作りたかった。聴いている他のアーティストからの影響も曲に作用して欲しかった。それから、アルバムを僕ら独自の方法で作りたかった、自分達が今まで聴いたことのない手法でね。ある種の抽象的なアイディア、それは頭の中にあって変化し続けている、の他には大げさに言うことがないんだ。”POOLS”のアートワークはアーティストの友人であるMichael Hentz (michaeljhentz.com) とSUPER_FLAMMABLE 別名 Christine Fraguela (http://superflammable.co/)によるもの。

 

Q
音楽を通して探求していることは何ですか?
A
ミニマル、ダーク、ドライビング(激しさ)、メロウ、キャッチー、カラフル、ドローン(持続低音)であってほしいと思う。ただ最近の僕らがいつもそのように(リスナーから見えているかは)わからない。

 

Q
最近、誰にインスパイアされますか?
A
純粋に情熱的なアーティスト、ボーダーラインを広げるアーティストが引き起こす変化に影響を受けている、もちろん他の多くのことも影響を与えているよ。

 

 

♪Special Thanks♪

Takahiko (@__takahiko) • Instagram photos and videos

He let me know this band.

 

Thank you for reading.If you like , please share.
Please follow SEI LIBRARY on Instagram/Twitter that inform posting new article to you.

 

読んでいただきありがとうございます。
気に入られましたら、ぜひシェアお願いします。ツイッターとインスタグラムで、SEI LIBRARYのフォローをお願いします。ブログの更新をお伝えしております。

 

SEI LIBRARY INSTAGRAM

www.instagram.com

 

All rights reserved.
転載不可

 

BLACKWATERS

f:id:seiichiroslibrary:20170716234603j:plain

BLACKWATERS - LET THE GOOD TIME ROLL

♪Music♪ 

Let The Good Times Roll
https://soundcloud.com/blackwatersuk/let-the-good-times-roll

 

♪Profile♪

Max Tanner - Vocals
David Carpenter - Guitar
Ollie Franklin - Bass
James Watkins - Drums
The UK
https://soundcloud.com/blackwatersuk

f:id:seiichiroslibrary:20170716234621j:plain

 

♪Interview with James♪


Q
What is the most important thing that you want to communicate to listeners by songs?
A
The most important thing is to communicate the story of message of the tune, musically and lyrically. Every songs differently constructed and every song is about something different so whatever the message, we just hope people are able to take in the emotion of what we're saying.

 

Q
For that , how did you try to make songs?
A
Every songs differently constructed. Sometimes it'll all fall into place at once or I’ll have a lyric for a few weeks before it becomes anything more. As For the artwork and vision of the song, that could be a starting point for writing the tune. If the song is well narrated it's usually pretty quick and easy to think up a video idea.

 

Q
Why did you choose BlackWaters as your band name?
A
There’s no deeper meaning or anything like that. We were putting random words together and Ollie came up with BlackWaters and now its stuck.

 

Q
What is the theme you are looking for through making music?
A
I think there is a theme in our musicality but not so much in what we're saying. When you hear one of our tunes you'll know it's a BlackWaters song but each ones saying something different. Whether it's about politics, relationships or getting wasted all the songs have a sonic theme.

 

Q
Who inspire you?
A
Mainly a lot of older artists such as The Clash, John Cooper Clarke and The Modern Lovers. People that are around today we are really into FIDLAR, Palma Violets and the Arctic Monkeys.

 

Q
Please let me know that the contemporary band you recommend in the UK.
A
All we do is listen to up and coming bands nowadays and I just want to give a shout out to SoYoung magazine as they are everything that the NME should be. In terms of up and coming bands we really dig Cabbage, The Moonlandingz and Shame. Strange Bones are worth a look in as well.Cheers for the interview see you soon Tokyo.

 

 

♪ Jamesへのインタビュー♪

Q
楽曲で一番伝えたいことはどんなことですか?
A
もっとも大事にしていることは曲の持つメッセージや物語を、音楽や歌詞を使って、リスナーに伝えること。曲によって成り立ちが違うから、何についてかも異なってくるんだけど、メッセージが何であれ、僕らが歌っている感情のなかに、みんなを取り込んでしまいたいんだ。

 

Q
どんなところにこだわって作っていますか?
A
どの曲も成り立ちがかなり違うんだよね。時々は一度にばっちりと全部ができることもあるし、形になる前に歌詞に2-3週間かけることもある。アートワークや曲のビジョンについて言えば、曲を書くのがスタート地点だ。曲がうまく誘導してくれば、とても早く、簡単に、ミュージックビデオのアイディアが出てくるよ。

 

Q
BlackWatersを曲名にした理由はなんですか?
A
あまり深い意味はなくって。ランダムに言葉を並べていたんだよね。そんなとき、OllieがBlack Watersを持ってきて今では定着しているんだ。

 

Q
音楽を通して探求しているテーマはなんですか?
A
音楽的にテーマはあるんだけど、そのことはあえてあんまり言わないんだけ。僕らの曲を聴けば、Black Watersってわかる。でも、どの曲も異なることを伝えているみたいな。あるものは政治的あったり、別のは対人関係だったり、消費することについてだったり、全ての曲にテーマがあるんだ。

 

Q
誰にインスパイアされていますか?
A
The Clash, John Cooper Clarke and The Modern Loversなど古いアーティストに主に影響を受けている。今日のアーティストでは、FIDLAR, Palma Violetsやthe Arctic Monkeysに入れ込んでいるよ。

 

Q
同時代のUKバンドでおすすめを教えてください。
A
最近のバンドもよく聴いてる。NMEなんかに声を大にして、そういったバンドを伝えたいね。Cabbage, The Moonlandingz と Shameは入れ込んでいる。Strange Bonesも見るに値するよ。インタビューありがとう。see you soon Tokyo.

 

♪Special Thanks♪

Claire


Thank you for reading.If you like , please share.
Please follow SEI LIBRARY on Instagram/Twitter that inform posting new article to you.

読んでいただきありがとうございます。
気に入られましたら、ぜひシェアお願いします。ツイッターとインスタグラムで、SEI LIBRARYのフォローをお願いします。ブログの更新をお伝えしております。

 

SEI LIBRARY INSTAGRAM
https://www.instagram.com/seilibrary/

All rights reserved.
転載不可

 

MOTHERSHIP PSYCHOSIS

f:id:seiichiroslibrary:20170604005245j:plain

MOTHERSHIP PSYCHOSIS - MOURNING TO AFTERNOON


Hi,
I am sorry for the delay.
Finally I introduce the interview of Mothership Psychosis about new album.
Their album is one step ahead of garage rock boom in the middle of 2010s.
Inspired by 1960s-70s psyche music and JAZZ ,each songs’s quality very high.
I think its reason is the songwriting of using much improvisation and making attentive sound.
Brandon from the dead beat joined the band and they are going to make album.
I am looking forward to the future of this band.

 

こんにちは。遅くなってすみません。

ようやくMothership Psychosisのニューアルバムについてのインタビューご紹介いたします。
彼らのアルバムは、2010s中盤のガレージロックブームの先を行っています。
1960-70年代のサイキミュージックやジャズの影響もあり、1曲1曲の質が高いのが特長です。
質の高さの要因は、インプロビゼーション重視の作曲と丁寧な音作りにあると思えます。
The Dead BeatのBrandonも加わり、新たにアルバムも制作するとのこと。
今後も楽しみですね。

SEI

 

♪Music♪

Mourning to Afternoon(LP)
https://mothershippsychosis.bandcamp.com/

 

 

♪Profile♪

Randall Ferguson - Guitars, Bass, Drums, Keys, Ukulele, Banjo, Vocals
 (everywhere except where mentioned otherwise)
Brandon Browning(from The Dead Beat)-Drums(Live performance)
Jacob Jameson-Drums (Turquoise, Re//drum, Clumsy in Pink)
Lucas Lopez-Backup Vocals (idfkanymore)
Ségolène Pihut-Album Artwork

Temecula, CA

f:id:seiichiroslibrary:20170604005459j:plain

♪Past Articles♪

About Hedi Slimane
http://seilibrary.hatenablog.com/entry/2016/04/10/131216

About Whyte
http://seilibrary.hatenablog.com/entry/2016/02/20/123138

About David Bowie
http://seilibrary.hatenablog.com/entry/2016/01/17/111313

 

 ♪Interview with Randal Ferguson about Mourning to Afternoon♪

Q
What is the most important thing that you want to communicate to listeners through this?
A
The album is about a lot of things, so to be general I'd like to encourage listeners to keep an open mind about music that isn't quite danceable or of a common song structure.

Q
For that , how did you try to make these songs?
Please teach me from the perspective of music , lyrics and artwork.
A
In that light, this album has a few songs with not so common time signatures and the way I write lyrics has always been somewhat separated from the songwriting process, so a lot of the time, the prose isn't as simple as line after line. The artwork was actually done by a good friend of mine, Ségolène Pihut who is an incredible artist all across the board.
Note:You can read his lyrics on bandcamp.

Q
Please let me know band member and their part.
A
Brandon Browning has been playing live drums for some time with us now, and I play guitar but there was a completely different set of people involved on the album. In fact, the album's drum parts were fully recorded already when Brandon came into the picture. I was the only one who worked on some of the songs and Jacob Jameson wrote and played the recorded parts for ‘Turqouise’ and ‘Re_drum’. ‘Idfkanymore’ also has guest vocalist Lucas Lopez singing the harmony part. He was a big part of the writing process for me and actually wrote the piano part in the verses of ‘Periwinkle Dreams’.

Q
Who inspire you in these days?
A
Lately I have been listening to the Thundercat new album as well as Soft Hair and that has me also revisiting the Connan Mockasin albums. Kendrick Lamar's ‘To Pimp a Butterfly’ is always gonna make it's way into a listening session with me most days. And actually if you ask Brandon, he might tell you the story of him having some driving trouble listening to the new Kendrick single. I can't speak for him though.

 

♪Mini Interview with Brandon Browning♪ 

Q
Who inspire you in these days and what does it mean that Randal mentioned ?
A
Okay, so the people who inspire me greatly right now are a lot of the great jazz/big band drummers from back in the 1930's/40's and so on; Buddy Rich of course is a big one, Jo Jones, Art Blakey, et al. Also, Randall and I have been inspired a lot by a modern jazz group called The Bad Plus; an inspiration you'll notice largely in our next album.
We've also been really into the super creative lyricism of some of the really great rappers of today. Randall and I were actually in a drive-thru the other day whilst listening to Kendrick Lamar's new album, and we got so into the song that neither of us noticed my car moving forward and we ended up running into the car in front of us. So yeah... no more Kendrick in the Taco Bell drive thru.

 

♪ Randal Fergusonへのインタビュー♪

Q
この作品で一番伝えたいことはどんなことですか?
A
アルバムでは、多くの物事について伝えたいことがあるんだけど。全体を通して言うと、ダンサブルでなかったり、一般的な曲の構造でない音楽について、みんなにオープンなマインドでいてもらいたいと思ったんだ。

Q
どんなところにこだわって作りましたか?
A
その観点から言うと、このアルバムではいくつかの曲が普通の拍子ではないものがあることかな。それと、歌詞を書くのはいつも作曲のプロセスとは別にしていた。だから多くの場合、歌詞は散文で、(1行ごとに)詩が続いているようなシンプルなものではないんだ。アートワークは、仲の良い友達でもある、素晴らしいアーティストSégolène Pihutが描いてくれた。
 Note:歌詞はbandcampでチェックできる。

Q
バンドメンバーとパートについて教えていただけますか?
 Note:バンドはRandal主導のプロジェクト。
A
Brandon Browningは今、ライブのドラムで演奏してくれている。で、僕はギターをライブで演奏している。だけど、アルバムにおいては、全く異なる人々を巻き込んだ組み合わせでレコーディングしたんだ。実際、ドラムのパートはBrandonが参加してくれる前には、ほとんど完成していて。いくつかの曲に取り組んでいた時は、僕はたった一人だったくらいで。Jacob Jamesonは、’Turqouise’と’Re_drum’のために、作曲とレコーディングに参加してくれた。’Idfkanymore’では、Lucas Lopezに、ハーモニーのパートでゲストボーカリストとして参加してもらった。彼は僕にとって作曲のプロセスの重要なパートでもあった。’Periwinkle Dreams’のヴァースにおいてピアノのパートを作ってくれたんだ。

Q
最近では、誰にインスパイアされていますか?
A
Thundercatの新しいアルバムを Soft Hairと同じくらいよく聴いているよ。それと、Connan Mockasinのアルバムもまた聴き直している。 Kendrick Lamarの’To Pimp a Butterfly’は毎日セッションに行くとき車の中でよく聴いてる。実際、Brandonに君が尋ねたら、Kendrickの新曲を聴いていた時に起こった運転のトラブルを話してくれると思うけど、、彼のために僕からは言えないな。

 

♪Brandon Browningへのミニインタビュー♪

Q
最近では、誰にインスパイアされていますか?
またRandalが言及していることは何ですか?
A
今もっともインスパイアされるのは、1930年代や1940年代まで遡る、たくさんのすばらしいJazzのビックバンドのドラマー達だ。もちろんBuddy Richは大きな一人だし、Jo Jonesや Art Blakeyらも。そしてRandalと僕は多くのThe Bad Plusと呼ばれるモダンジャズグループにも刺激を受けている。それらのインスピレーションについては、僕らの次のアルバムにおいて、その大きさに気づくはずだよ。
僕らはまた今日の本当にすばらしいラッパーのいくつかの非常にクリエイティブな歌詞にも影響を受けている。Randalと僕はある日ドライブスルーでKendrick Lamarの新しいアルバムを聴いていて、あまりに曲に夢中になっていたから、二人とも僕らの車が前に進んでいることに気がつかなかったんだよね。それで結局、前にいた車に突っ込んでしまったんだ、、。だからさ、タコベルのドライブスルーではノーモアKendrickだよ。

 


Thank you for reading.If you like , please share.
Please follow SEI LIBRARY on Instagram/Twitter that inform posting new article to you.

読んでいただきありがとうございます。
気に入られましたら、ぜひシェアお願いします。ツイッターとインスタグラムで、SEI LIBRARYのフォローをお願いします。ブログの更新をお伝えしております。

 

SEI LIBRARY INSTAGRAM
https://www.instagram.com/seilibrary/

All rights reserved.
転載不可

John Krautner

f:id:seiichiroslibrary:20170429202830j:plain

John Krautner
In Tokyo
2017-4-15

♪Profile♪

John Krautner
Detroit, Michigan

He is best known for being the rhythm guitarist and co-lead vocalist of bands, THE GO and CONSPIRACY OF OWLS.

 

♪Music♪

Fun With Gum Vol​.​1 by Conspiracy Of Owls
https://johnkrautner.bandcamp.com/

f:id:seiichiroslibrary:20170429201219j:plain

 

The GO by The GO
https://listentothego.bandcamp.com/album/the-go

f:id:seiichiroslibrary:20170429201252j:plain

 

Conspiracy Of Owls by Conspiracy Of Owls
https://listentothego.bandcamp.com/album/conspiracy-of-owls

f:id:seiichiroslibrary:20170429201307j:plain

 

♪Photos by SEI♪

f:id:seiichiroslibrary:20170429201436j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201441j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201445j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201448j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201452j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201504j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201509j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201517j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201522j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201526j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201532j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201626j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201901j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201645j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201704j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201709j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201712j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201716j:plain

f:id:seiichiroslibrary:20170429201720j:plain

 

♪Special Thanks♪

Burger Records
https://burgerrecords.com/

MIchelle

COCO from THE LET'S GO's
https://theletsgos.jimdo.com/

My family


♪SEI Photo Library♪

Dénudés 2017-3-24
http://seilibrary.hatenablog.com/entry/2017/04/14/234637

Baby Shakes 2017-3-17
http://seilibrary.hatenablog.com/archive/2017/04/01

Boys Age 2016–2-14
http://seilibrary.hatenablog.com/entry/2016/02/20/191340

Mean Jeans 2015-9-14
http://seilibrary.hatenablog.com/entry/2015/09/19/193743

Boys Age 2015-7-31
http://seilibrary.hatenablog.com/entries/2015/08/01

The Black Lips 2015-6-15
http://seilibrary.hatenablog.com/entry/2015/06/21/113813

 


Thank you for reading.If you like , please share.
Please follow SEI LIBRARY on Instagram/Twitter that inform posting new article to you.

読んでいただきありがとうございます。
気に入られましたら、ぜひシェアお願いします。ツイッターとインスタグラムで、SEI LIBRARYのフォローをお願いします。ブログの更新をお伝えしております。

 

SEI LIBRARY INSTAGRAM
https://www.instagram.com/seilibrary/

All rights reserved.
転載不可